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健康増進

運動の変化は1か月後にやってくる!科学が証明する続けた人だけの健康習慣

WeRUN事務局
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健康のために、運動は続けることが大事。では具体的にどれくらいの期間続けると効果が現れるのでしょうか?最新の研究をもとに、運動の継続期間と体や心への影響について詳しく解説します。

1. 体に変化が出るのは3~4週間後から

📖 出典:Blair et al. (1989) – Journal of the American Medical Association (JAMA)

週150分以上のウォーキングを4週間続けた人の心肺機能が向上することが研究で確認されています。さらに、血圧が安定し始めるのも3~4週間後からというデータがあります。

1日や1週間ではこうした変化は感じにくいですが、1か月間続けると、「カラダが軽くなった」「疲れにくくなった」といった「カラダの変化」を実感しやすくなります。


2. メンタルヘルスの改善には「3~4週間の継続」が必要

📖 出典:Biddle et al. (2019) – Mental Health and Physical Activity

📖 出典:Mammen & Faulkner (2013) – American Journal of Preventive Medicine

運動をすることで「セロトニン(幸福ホルモン)」が増え、ストレスが軽減されることがわかっています。特に、週3回以上のウォーキングを3~4週間続けた人は、不安感や抑うつのスコアが明確に低下するという研究結果があります。

1週間では「気分が少し良くなった」程度ですが、1か月続けると「メンタルの安定」を実感できるようになります。運動を続けることで「気分の浮き沈み」が減り、前向きな心ももたらしてくれます。


3. 生活習慣病のリスク低減には1か月以上の継続がカギ

📖 出典:Harvard T.H. Chan School of Public Health (2020) – JAMA Internal Medicine

1日8,000歩以上を1か月続けた人は、死亡リスクが51%低下するという研究結果があります。

また、血糖値や血圧が安定し、糖尿病や高血圧のリスクが低減することも報告されています。

さらに、6か月以上運動を続けた人は、心血管疾患や認知症の発症率が低下することが確認されています。


4. 長期的な健康維持には最低6か月の継続を!

📖 出典:Warburton et al. (2006) – Canadian Medical Association Journal (CMAJ)

短期間の運動でも一定の効果はありますが、6か月以上続けることで心血管系の健康が大幅に改善されることが示されています。

また、定期的な運動を習慣化した人は、肥満やメタボリックシンドロームの発症率が低くなるという研究結果もあります。「一生続けられる運動習慣」を意識することが大切です。


まとめ

  • 1か月続けることで「カラダとココロの変化」を実感できる!
  • 3~4週間で運動が「習慣化」し、無理なく続けられるようになる!
  • 生活習慣病のリスクを低減し、長期的な健康維持につながる!
  • 6か月以上継続すれば、さらに大きな健康効果が期待できる!

運動の継続は「このまま続けないともったいない!」と思えるほどの変化が現れることが分かりました。まずは1か月間、無理のない範囲でウォーキングや軽い運動を続けてみませんか?

1か月後の自分の変化を楽しみに、今日からスタートしましょう!

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